山下智久さんが今もっとも幸せを感じる瞬間とは?「朝の数分間がたまらなく気持ちいい」
『コード・ブルー』以来、じつに7年ぶりにフジテレビ系ドラマで主演を飾る山下智久さん。忙しい毎日のなかで感じている“小さな幸せ”や、子どもの頃の思い出などを、表情豊かに語ってくださいました。 【写真】山下智久さんの写真をもっと見る
山下智久さんインタビュー。「自然災害について考えるきっかけに」
春からスタートする新ドラマ『ブルーモーメント』は、『BLUE MOMENT』が原作の、天気にまつわる作品。山下さんは、気象災害から人々を守るべく奮闘する、SDM(特別災害対策本部)の気象研究官・晴原柑九朗(はるはらかんくろう)を演じます。 「クランクイン前の今は、気象学者の方のドキュメンタリーを観たり、原作コミックを読み込みながら、専門知識を学んでいるところです。天気はとても身近なものですが、だからこそ僕もこれまで深く知ろうとしてこなかったように思います。たとえば、台風のマークひとつ取っても、どういった成り立ちなのかは、意外とみんな知りませんよね? 作品の予習をするうえで、新しい知識が増えていくことが、今はとても楽しくて。純粋に喜びを感じています」 「残念ながら、僕たちが暮らす日本は、世界でもとくに自然災害の多い国のひとつ。平和な時間がしばらく続くと、ついそれを忘れてしまいがちですが、あらかじめ心の準備をしておくことはとても大切だと思うんです。このドラマが、多くの方にとって、『災害への備え』を見つめ直すきっかけになれば…そんな思いで作品に取り組んでいます」
毎朝の水風呂が至福の時間
今回のドラマのタイトルでもある「ブルーモーメント」というのは、日の出前と日の入りの直後に、町全体が青色に染まるわずかな時間のこと。それを見ることができる=いつもと変わらない朝を迎えられることを意味するそう。 「毎朝同じような朝を過ごせることが“ささやかな幸せ”というのは、僕自身も日々感じています。最近のルーティンは、起床したらまずジムへ。ガッツリめにトレーニングをこなしてから、大好きなサウナに行くんです。ここで思いきり汗を流してからの、水風呂に入る時間が、たまらなく気持ちよくて! 今もっとも幸せを感じる瞬間は、間違いなくこの数分間ですね(笑)」 さすがストイックな山下さん。なにかにハマっているときは、それ以外のことが考えられなくなるくらいのめり込んでしまうと言いますが、現在はその対象が、トレーニング、サウナ、水風呂の3点セットに向けられているようです。 「よく、『朝からそんなにハードに動いて疲れませんか?』と聞かれるのですが、自分にとっては、このルーティンがないと一日が始まらない。『自分のスイッチを入れる時間』になっているんです。それに、しっかり体を動かしているからか、夜は寝つきもいいし、深く眠れるようになりました。おかげで体力も以前より上がっているように感じます」 現在発売中のESSE5月号では、子どもの頃の記憶や40代の目標も語ってくださっています。お見逃しなく! 衣装:ニットベスト¥42900、中に着たニット¥59400、パンツ¥35200(すべてギャルリー ヴィー/ギャルリー ヴィー 丸の内店)その他スタイリスト私物
ESSE編集部