写真：グルメ Watch

　セブン＆アイ・ホールディングスは、サントリーと共同開発した麦芽100％ビール「セブンプレミアム エールズ」を全国のセブン-イレブン、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークなどセブン＆アイグループ約2万2300店舗で発売した。価格は350mlが198円、500mlが269円。 【画像】セブンプレミアム エールズ 350ml/500ml 　10月22日から関東・東北など一部地域で先行販売したところ、発売後1か月で当初の計画を約2倍上回る100万本を突破。売れ行きは好調としている。 　今回、品質と価格の両立を実現したという「セブンプレミアム エールズ」の開発経緯やこだわりをセブン-イレブン・ジャパン 商品本部 飲料・酒・加工食品部マーチャンダイザーの畠中拓志氏に伺った。 ――商品開発の経緯を教えてください。 畠中氏：2023年10月の酒税改正により、ビールの価格が下がり、新ジャンル（第3のビール）の価格が上昇しました。その結果、ビールと新ジャンルの価格差が縮まり、ビールを選ぶお客さまが増えています。さらに、2026年10月にも酒税改正が予定されており、ビールの需要が一層高まると考えています。 　こうした市場の変化を受け、品質と価格の両面を意識して「セブンプレミアム エールズ」を開発いたしました。お客さまに愛される商品として、自信を持ってお届けいたします。 ――どんな特徴があるのでしょうか。 畠中氏：セブンプレミアムエールズは、本格的な飲み応えでありながらエールビールならではのみずみずしい香りとかろやかさが特徴です。毎日の食事にもぴったり合う味わいをお楽しみいただけます。 　また、量販業態でのレギュラービールの実勢価格を意識し、グループのイトーヨーカドー、ヨークベニマルなどでもお求めやすい価格設定を実現しました（350mlが198円、500mlが269円）。 ――こだわりのポイントは？ 畠中氏：お客さまが「毎日でも飲みたくなるビール」をコンセプトに、既存のビール市場では少ないエールタイプ（上面発酵）をあえて選択しました。 　さらに、ザ・プレミアム・モルツでも使用されている「磨きダイヤモンド麦芽」を一部使用するなど、原料と製法に徹底的にこだわり、麦芽100％の豊かな風味と深い味わいを実現しています。ぜひ、この新しいビールで、毎日のひとときをお楽しみください。 ――どんな人に飲んでもらいたいですか？ 畠中氏：ビールを普段から飲まれているお客さまにもご納得いただけるクオリティを追求いたしました。また、ビールを飲み慣れていないお客さまにも楽しんでいただけるよう、苦みを感じにくいフルーティーな味わいを実現しました。 　セブンプレミアム エールズは、ビールの新たな魅力を発見するきっかけとなり、何度も楽しんでいただけることを目指しています。幅広い層のお客さまに愛される商品となることを願っています。 ――ありがとうございました。