朝の渋滞ゼロ、「洗面所」に化粧スペースとこだわりの収納棚がある快適な間取り
こだわりの造作が快適な洗面スペースを実現
洗面台は、どうしてもごちゃごちゃしがちです。そこでわが家は造作で収納棚をつくりました。おかげで洗面台はいつもすっきり。 上の写真は、横の壁際につくった棚。こちらはバーをつけて、棚に置いたものが落ちないよう、工夫しています。 上段には、筆者の整髪料などを置く場所。下段は背の低い妻が利用しています。お互いのものをサッと取れる場所に収納できているので、便利です。 また、洗面ボウルがあるカウンターの下のデッドスペースを活用して、ゴミ箱とタオルが収納できる棚をつくりました。可動棚にしたので、収納するものやゴミ箱を変更したときも、対応できるようになっています。 今後、子どもたちのものも置くようになることを考えると、反対側の壁にも棚をつけようかと考えています。設計段階からその可能性を視野に入れていたので、反対側の壁にも下地を入れています。 ですから、必要になったときは、DIYで棚受けを取りつけ、棚をつくることも可能。こういった柔軟性を持たせておくのも、家づくりで大事なことかと思います。
懸念していた木の天板の劣化は今のところなし
天板を木で造作するにあたり、心配だったのが経年による劣化でした。木の表面は防水対策として、ニスのようなものでコーティングしています。とはいえ木であることには変わりません。衝撃でのキズや経年での色の変化などが心配でした。 3年半ほど経過していますが、今のところ気になることはありません。気をつけていることといえば、ぬれたらふくようにしているくらい。それは通常の洗面スペースでも同じことかと思うので、手間には感じていません。 工務店からは、もしキズや劣化がひどくなって気になるようになったら、ヤスリをかけて再度溶剤でコーティングすれば、元と同じような状態になると言われています。 毎日使う場所なのに、洗面台は、家づくりであと回しになりがちなスペース。しかし、使いやすく工夫することで、毎日がとても快適になります。これから家づくりする方の参考になれば幸いです。
豆太篤人