“反トランプの急先鋒”共和党・クリスティー氏が撤退 米大統領選
日テレNEWS NNN
今年のアメリカ大統領選挙に野党・共和党から立候補を表明していたニュージャージー州のクリスティー前知事が10日、選挙戦から撤退しました。 共和党から立候補を表明していたニュージャージー州のクリスティー前知事は10日、「私が指名を勝ち取る道がないことは明らかだ」と述べ、選挙戦からの撤退を表明しました。 共和党の候補者選びではトランプ前大統領が支持率で独走していて、クリスティー氏は「反トランプ」の急先鋒として支持拡大を図りましたが、伸び悩んでいました。 リアル・クリア・ポリティクスの世論調査の平均支持率は、トランプ氏が62.1%、2位のヘイリー元国連大使が11.4%、3位のフロリダ州のデサンティス知事が11%で、トランプ氏が2位以下に50ポイント以上の差をつけています。 トランプ氏以外の候補が複数、立候補することで「反トランプ票」が割れ、トランプ氏に有利になっていると指摘されていて、クリスティー氏の撤退により、「反トランプ候補」を一本化する動きが出てくるかが焦点です。