群馬県内10月企業倒産8件 3カ月連続で1桁
10月に負債額1000万円以上で倒産した群馬県内の企業は8件で、3カ月連続の1桁となりました。 東京商工リサーチ前橋支店によりますと、負債を1000万円以上抱えた県内の10月の企業倒産は前の月より1件減り8件で、3カ月連続の1桁となりました。 負債総額は、6億4400万円減の8億6600万円で、2カ月ぶりに10億円を下回りました。産業別では建設業が最多の4件で、次いでサービス業他が2件でした。 原因別では「販売不振」が7件と最も多く、「連鎖倒産」が1件でした。形態別では8件すべてが、「法的倒産」でいずれも、「破産」でした。 地域別では高崎市が4件、前橋、太田、沼田、北群馬郡が1件づつでした。 東京商工リサーチ前橋支店では、「今後も物価高や人件費など企業のコスト上昇は続く。企業倒産が急に増える要因は少ないが、息切れ倒産が押し上げながら徐々に増える可能性はあるのでは」と分析しています。