横浜で優勝セール続々…DeNA日本一、地元は経済活性化へ期待高まる
26年ぶりの横浜DeNAベイスターズ日本一を受け、横浜市内の商業施設などでは優勝セールを実施する動きが広がっている。経済波及効果は2017年の日本シリーズ進出時を上回るとの見通しもあり、地元経済活性化への期待が高まっている。 【写真】優勝セールで品定めをする買い物客 26年ぶりの日本一にちなんで、26億円相当の還元セールを実施しているのは家電販売大手のノジマ(横浜市西区)だ。開始した4日当初の還元額は2億6千万円だったが、野島廣司社長の提案で同日朝に26億円への拡大が決まった。2008年からベイスターズのスポンサーを務める同社にとって、今回のセールは過去最大規模という。 期間は15日までで、一定額以上の購入でポイントを進呈。抽選で157人に選手のサイン入りグッズをプレゼントする。「長年サポートしてきた当社として日本一はとてもうれしい。皆さんに大きく喜んでもらえるようなセールにしたい」(野島社長) 京急百貨店(同市港南区)も13日までセールを実施。各階で値引き商品を販売するほか、専用アプリでレストランの割引クーポンを配信。日本一決定翌日の4日の来店客数は、前年同日比約4割増だったという。 ベイスターズの選手らを招いた12月のクリスマストークショーは、同店の恒例企画。前回日本一に輝いた1998年に始まり、三浦大輔監督は、選手時代の第1回目からほぼ毎回登壇しているという。 今年は三浦監督と牧秀悟選手、中川颯選手が登壇予定。一定額の購入が条件で、抽選で選ばれた150組300人が参加できる。日本一となった今年は、例年以上に人気を集めそうだ。
神奈川新聞社