ブレントフォード移籍が報じられているノルウェー代表FWアントニオ・ヌサ[写真]=Getty images

　ブレントフォードがクラブ・ブルッヘに所属するノルウェー代表FWアントニオ・ヌサの獲得に迫っているようだ。28日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 　現在18歳のヌサは、母国のスターベクIFの下部組織出身で16歳でトップチームデビューを飾ると、初年度から11試合に出場して、3ゴールを記録。2021年にクラブ・ブルッヘへと移籍した。今季はここまで公式戦26試合に出場し、3ゴール3アシストを記録している。18歳ながらすでにA代表で4試合の出場経験を持つ左サイドを主戦場とする若きウインガーに対し、複数のビッククラブが関心を寄せており、特にトッテナムが獲得に向け本格的に動いていると報じられていた。 　しかし、『スカイスポーツ』によれば、トッテナムではなくブレントフォードが2500万ポンド（約47億円）でヌサを獲得し、近日中にメディカルチェックを受ける予定だという。また同メディアは、今季終了まではクラブ・ブルッヘに期限付きで残留するとも報じている。 　ブレントフォードは今冬の移籍市場で、トッテナムからレンタルでスペイン人DFセルヒオ・レギロン、IFエルフスボリから22歳のアイスランド代表GKハウコン・バルディマルソン、スィヴァススポルから18歳のトルコU－21代表MFユヌス・エムレ・コナクを獲得しており、ヌサが正式に加入すれば今冬4人目の補強となる。