特別支援学級の職員らが、しつけと称した暴力か。児童虐待などの容疑で逮捕(アメリカ)
米デラウェア州の特別支援学級で、3人の職員が逮捕、起訴された。3人は児童への虐待やネグレクトの容疑がかけられている。 【画像】逮捕された3人の小学校職員
米デラウェア州スミルナの地元警察は11月6日、小学校職員3人を児童虐待などの罪で逮捕、起訴したと発表した。当局によると、職員らが特別支援学級のクラスで児童を虐待、ネグレクトしているという報告を受け、2月から捜査を進めていたという。
当局は職員らは教室で児童に物を投げつけたり、怒鳴りながら名前を呼んだりしていたと発表している。 起訴されたマケイラ・ ローマックス被告(31)は、「しつけ」と称して児童の顔を殴り、水筒の水を顔に吹きかけたとし、児童虐待の罪に問われている。
2022年には、マリッサ・ジョンソン被告(26)とモーガン・ドナヒュー被告(21)が、消化器疾患を患う児童に唐辛子のソースやスナック菓子を食べさせていたと、警察は捜査発表で明らかにした。
スミルナ学校地区は11月6日、Facebookで声明を発表。「疑惑が浮上して以降、該当の職員は児童の前に現れていません」「児童の安全が第一であり、今後も学校の安全性を評価し向上し続けていきます」と述べた。