【中山金杯 展望】混戦模様もシンリョクカ主役 重賞2勝目のチャンス到来
中山の新春を飾るのは名物ハンデ重賞「第74回中山金杯」(G3、芝2000メートル)。5日に開催される。今年も多彩なメンバーが集まり、混戦模様となった。 主役はG1戦線で活躍するシンリョクカだ。昨夏新潟記念で待望の重賞初制覇を飾り、強豪が集まったエリザベス女王杯で4着。地力強化をアピールした。中山も昨春の中山牝馬S3着でコース替わりもOK。重賞2勝目のチャンスだ。 クリスマスパレードは同舞台の紫苑Sをレコードで重賞初V。続く秋華賞(5着)は2番手の正攻法から奮闘した。天皇賞・秋3着好走のホウオウビスケッツは重賞初Vを飾った昨夏函館記念が57・5キロ。予想される重ハンデが鍵になりそうだが、充実は際立っている。連覇を狙うリカンカブールは前走オールカマーで3着で中山は好相性。2年前の中山金杯覇者ラーグルフ、前走オクトーバーS快勝のボーンディスウェイも上位を狙える力を秘める。