バルセロナが獲得を狙うキミッヒ、今夏のバイエルン退団を希望か…ボーフム戦では激しく口論する場面も
バルセロナが獲得を狙うドイツ代表MFヨシュア・キミッヒが、今夏のバイエルン退団を希望しているようだ。スペイン『フットボール・エスパーニャ』が報じた。 【動画】「あれは誰だ?」現地観戦のネイマールが元Jリーガーに熱視線 キミッヒは以前からトーマス・トゥヘル監督との確執が噂されている。2位バイエルンが首位レバークーゼンのホームに乗り込んだ10日のブンデスリーガ第21節(●0-3)ではベンチスタート。後半15分からの途中出場だった。 アウェー連戦となった18日の第22節ボーフム戦(●2-3)では4試合ぶりにスタメン復帰したものの、1-2の後半18分に途中交代。その際に、トゥヘル監督の右腕であるアシスタントコーチのゾルト・ロー氏と激しく口論する様子が目撃された。 トゥヘル監督は公式戦3連敗となった試合後、「何が起こったのかは知っている。ここはフットボールのロッカールームで、そこには多くの感情が渦巻いている。だからといって何の意味もない。負けた後の普通の出来事だ」と事態の収拾を図っている。 しかし、ドイツ『ビルト』はボーフム戦の途中交代により、首の皮一枚でつながっていたキミッヒとトゥヘル監督の関係が壊れたと報道。スペイン『ムンド・デポルティボ』は「(昨年の)夏にバイエルン指揮官が“6番”の獲得を求め、土壇場でジョアン・パリーニャ(フルハム)の加入が失敗したことから始まったこの亀裂は、日曜日(18日)に最新のエピソードを生んだ」とレポートしている。 キミッヒとバイエルンの現行契約は2025年夏まで。現時点で契約更新の兆しは見えておらず、退団の可能性が浮上している。スペイン『フットボール・エスパーニャ』は「バルセロナは以前から彼を追っているが、おそらく来年の夏にフリーでしか彼と契約できないだろう。特にパリSGとマンチェスター・シティが興味を示すようなら、これは彼らにとって少し早すぎるかもしれない」と伝えた。