愛称は「ゆいパンタ」に決定 与論島ゆんぬ体験館 町民や旅行者に愛される施設に
鹿児島県ン与論島の自然や歴史、文化を体験できる「ゆんぬ体験館」の愛称が「ヨロン観光交流ひろば『ゆいパンタ』」に決まり、その披露セレモニーが4日、与論町立長の同館前であった。関係者ら約30人が出席。看板を除幕し、町民や旅行者に親しまれ愛される施設となることを願った。 7月にヨロン島観光協会事務所が同館内に移転したことに併せ、同施設や隣接のサザンクロスセンター、与論城跡などを含めた一帯を観光・交流拠点施設として愛称を募集。島内外から186点の応募があり、観光協会、役場関係者などで審査し決定した。 「ゆいパンタ」を応募したのは東京都在住の大井田雄策さん。同島に受け継がれている助け合いの精神「結い」と、丘を表す「パンタ」を掛け合わせたという。 セレモニーで観光協会の川畑充男会長は「島の中心にあって、観光拠点にふさわしい場所に事務所を移転することができ本当に喜んでいる。ここ一帯は与論十五夜踊り保存会が管理し、島の伝統文化の拠点でもある。連携して盛り上げていきたい」とあいさつした。