【別府競輪(モーニング)FⅡ】「50歳で狂い咲き目指す」小泉俊也は自力を貫く
<16日・別府競輪・2日目> 【記者コラム・造田大の大勝負】 小泉俊也(49)=岩手・77期=が最終日も元気よく駆ける。40歳を過ぎても自力で活躍。通算488勝を誇るが、近況は成績低迷に頭を悩ます。「周りは強いし、落車もあったりで最近は厳しいね。なかなか勝てない」と現状を語った。 【競輪】2025年度のGP、GⅠ、GⅡ開催地一覧【表】
それでも練習は腐らずに行い、自力も貫く。「本当は人の後ろも回りたいけど…」と話すが、「自分がデビューした頃に原英之さん(2期)、小林政春さん(21期)が高齢なのに自力で頑張っていたんですよ。そんな埼玉2人の大先輩が憧れ」。生き生きとした表情で当時を振り返った。 最終日1Rは東日本3車ラインの先頭を務める。「先行で頑張りたい」と埼玉のダブルレジェンドをほうふつとさせるコメントを残した。「50歳で狂い咲きを目指しますよ。目標は現役最高齢の更新。70歳ぐらいまでやりたい」と若々しさあふれるアラフィフが別府の強風を切り裂いていく。▼1Rは小泉の逃げ切りに期待。6―24―124。 ▼5R(原岡泰志郎) 2班残留の勝負駆け真っただ中。深瀬泰我の番手から抜け出す。6―123―123。