「女優なのに自分の居住地を答え…」 「おむすび」で注目、田畑志真の“純朴すぎる”素顔とは
決め手はガッツ
そんな年齢にそぐわない一面もある朝ドラの「癒やし枠」。彼女を育てた“アカデミー”が、いま業界で注目されているのだという。 「田畑は小学生の時に女優を志して以降、ポーラスター東京アカデミーという養成所に通っています。同アカデミー出身の朝ドラ女優は『半分、青い。』の奈緒(なお・29)に続いて、彼女で3人目になるのです」(前出の記者) 実はこの養成所、「ひとつ屋根の下」や「101回目のプロポーズ」などのヒット作を世に送り出した脚本家・野島伸司氏が総合監修として携わっている。実際に成功の秘訣(ひけつ)をアカデミーに尋ねてみると、 「(野島)先生の見る目があってのことですよ」 と代表の西原龍煕(にしはらりゅうき)氏が答える。 「先生が最も重視しているのは“何としてでも売れてやる”というガッツがあるかどうか。奈緒も志真もそこは十分過ぎるほどで、来てすぐに野島先生が目をかけました」 実はこの二人、入所時期もほぼ一緒だといい、 「志真の演技がまだまだの頃は、年上の奈緒が“意識が足りない”と指導していました。先生も事務所につなぐなどして、デビューを応援してきたのです」(同) まさに虎の子、朝ドラでの活躍に目が離せない。
「週刊新潮」2024年12月12日号 掲載
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