楽器をおいて空と飯|21品目 おでんの残りでアレンジ豚汁
楽器をおいて空と飯|21品目 おでんの残りでアレンジ豚汁
キャンプ好きのミュージシャン・Keishi Tanakaさんと、キャンプに憧れるミュージシャン・四本晶さんによる新連載。Keishiさんのキャンプギアを使い、下北沢の洋食居酒屋『おむかい』の店長でもある晶さんが作る料理を紹介します。
前回のおでんを豚汁にアレンジ!
文◎Keishi Tanaka 写真◎野呂美帆。 前回は「洋風居酒屋の本気おでん」を作った。今回は鍋に残ったそのおでんを使ったアレンジレシピ、豚汁を紹介する。夜におでんを食べて温まり、翌朝に豚汁を食べて温まる、という完璧な流れだ。キャンプでは野菜などの食材があまりがち。翌朝にそれらを使い切ってしまうのもテクニックのひとつだろう。このレシピもぜひマスターしておこう!
おでんの残りでアレンジ豚汁
材料(4人前)。 ゴマ油……適量 ショウガ……1片 ニンニク……1片 豚肉……200g ネギ……1/2個 ニンジン……1/2個 ゴボウ……1/2個 セロリ……1/2個 味噌……大さじ4 柚子……適量。 <1、具材をカットする> 野菜と豚肉を食べやすい大きさにカットする。残ったおでんをベースにするのだが、前回同様にセロリを入れるのがシェフのおすすめ。ネギなどと比べて、少し小さめにカットしておくのがポイントだ。 <2、ゴマ油で炒める> 最初にニンニクをゴマ油で炒め、香りがしてきたら1を入れる。炒めることで香ばしさがプラスされておいしくなるので、このひと手間を惜しまずにやってほしい。 <3、煮込む> おでんの鍋に2を入れて煮込む。豚肉と野菜の旨みをしっかり出したいが、ゴボウやセロリの食感は残したいところ。ニンジンに火が通れば食べられるので、あとはお好みで。 <4、味噌を溶かす> 味噌を溶かし、沸騰する直前で火を止めてお椀によそう。最後に柚子の皮を少しだけ削って浮かべたら、完成。 Keishi Tanaka | 田中啓史 1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。5枚目のアルバム「Chase After」をリリース。3月9日に渋谷クアトロでのライブが発表され、同日に新作EPのリリースも決まっている。 Akira Yotsumoto | 四本 晶 下北沢の洋食居酒屋「お酒と洋風ごはん おむかい」の店長。飲食店経営の傍ら、Keishi Tanakaのサポートギタリストとしての活動も行ない、自身のインストバンドoysmもマイペースに活動中。
フィールドライフ編集部