驚異の大出世! 日本を離れてブレイクした元外国人Jリーガー(4)26歳でブラジル代表! “踊るGK”が予想外の成長
日本人選手だけでなくさまざまな国籍の選手が活躍するJリーグ。キャリアも晩年を迎えたころに日本へやってきて、チームや選手に世界レベルをもたらしてくれる選手もいれば、日本での活躍をステップアップとし、世界へ羽ばたく外国人選手もいる。今回はJリーグを離れた後、世界でもブレイクを果たした外国人選手を6人紹介する。(成績は『transfermarkt』参照)
アレックス・サンターナ(元ブラジル代表) 生年月日:1989年11月10日 J時代所属クラブ:湘南ベルマーレ、アルビレックス新潟 主な海外所属クラブ:フラメンゴなど Jリーグ通算成績:40試合60失点8クリーンシート ブラジル代表に選出されたこともあるアレックス・サンターナは湘南ベルマーレとアルビレックス新潟の2つのクラブでプレーした経験を持つ。 サンターナは2013年夏にブラジルのコメルシアウから湘南へと期限付き移籍で加入。Jリーグデビュー戦となった川崎フロンターレ戦では、PKの際キッカーが蹴る直前まで「ダンス」をし続け失敗を誘発。いきなりインパクトを残すと、シーズン後半はリーグ戦12試合に出場し、正守護神として活躍した。わずか半年間のみの在籍だったが、サポーターの記憶に残る選手だったといえるだろう。 Jリーグで初のトップリーグでのプレーを経験したサンターナは母国リーグに復帰すると、2015年にフィゲイレンセでリーグ戦35試合に出場。一気に国内屈指のGKに成長すると、翌年には名門フラメンゴへと加入した。フラメンゴでは同33試合に出場し、13クリーンシートを記録する大活躍で、ブラジル代表にも選出される大出世の1年となった。 しかし、2017年に入ると致命的なミスが目立ち、ライバルの加入もあって出場機会が激減。サンターナは出場機会を求め、2018年に当時J2だったアルビレックス新潟へ加入することとなった。新潟では同28試合でゴールマウスを守ったが、当時目立っていた失点を劇的に改善するまでには至らず、1年でクラブを退団している。 新潟退団後は4シーズンのコチリーバ在籍を経て、現在はミラソウでプレーしている。
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