ブレイブスマッシュ産駒初のG1馬キモチが誕生!4代父がSS!トウカイテイオーの血も流れる
オーストラリアのコーフィールド競馬場(メルボルン)で16日、「ブレイブスマッシュ産駒初のG1馬」が誕生した。勝ったのはブレイブスマッシュ産駒のキモチ(牝4)で、芝1400メートルのG1ルパートクラークS(出走14頭)を豪快な差し切りで制した。鞍上はクレイグ・ウィリアムズ騎手で勝ちタイムは1分23秒56。 同馬は3歳シーズンにG1で2着2回、3着1回という惜しい成績を残し、G1タイトルにはあと1歩届いていなかったが、今回は悲願のG1初制覇。日本産馬の父ブレイブスマッシュにも種牡馬として初のG1タイトルをプレゼントした。 ブレイブスマッシュは父トーセンファントム(サンデーサイレンス、ネオユニヴァース、トーセンファントムと続く父系)、母トーセンスマッシュ(母の父トウカイテイオー)という血統。現役時代は日本で15年の2歳重賞サウジアラビアRCを制した実績があり、オーストラリア移籍後にはフューチュリティS、マニカトSでG1・2勝を挙げ、種牡馬入りしている。 キモチを所有しているのはコックスプレートを圧勝したヴィアシスティーナと同じユーロンスタッド。レース後、歓喜のクレイグ・ウィリアムズ騎手はめずらしく、「フライング・ディスマウント」を見せている。