死亡保険を見直すタイミングは？お金のプロが回答。
家計や保険の見直し、ローンの返済など、お金に関する疑問をファイナンシャルプランナーの大竹のり子さんがじっくりレクチャー。 まとめてすっきりさせましょう!
【保険】
死亡保険は、さまざまなイベントに応じて見直しを。「収入や支出に変化があったら、死亡保険の見直しどき。妻が働き始めて、夫に何かあった時に妻の収入でカバーできるなら、夫の死亡保障額を減らせるかもしれません。また、子どもが独立したら教育費が不要になり、保障額を下げられるでしょう。家を買ったら、住宅ローンを組む際に団体信用生命保険に加入するのが一般的で、保障額を減らせます」。
そして、医療保険は内容をしっかりチェック。「年齢を重ねると医療費がかかりやすいので、保険期間は終身に。特約で医療保障がついている場合、元の契約の解約によって保障がなくなるので要注意。入院日額5000円くらいのシンプルな掛け捨ての医療保険がいいですね。病気をすると入れなくなる医療保険も多いので、未加入の人は早めに検討しましょう」
大竹のり子 さん おおたけ・のりこ ファイナンシャルプランナー エフピーウーマン代表取締役。雑誌・テレビ出演のほか、著書に『オトナ女子のお金の貯め方増やし方』（新星出版社）。
イラストレーション・川合翔子 文・西山美紀
『クロワッサン』1111号より
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