ラン・ラン、ショパンの未発表曲「ワルツ イ短調〈ファウンド・イン・ニューヨーク〉」の世界初録音を発表
米・ニューヨーク モルガン図書館・博物館の保管庫で今春発見されたフレデリック・ショパンの未発表曲「ワルツ イ短調〈ファウンド・イン・ニューヨーク〉」。この曲をピアニストのラン・ラン(Lang Lang)が弾いた世界初録音が、11月8日に配信リリースされました。この曲は楽譜の筆跡や音楽のスタイルを鑑定した結果、1830年から1835年にかけて書かれたショパンによる作品である可能性が高いと言われています。 躍動感あふれるものからメランコリックなものまで、ショパンのピアノ作品はコントラストに満ちたスタイルで知られています。この未公開作品は48小節(約80秒)の短いワルツで、暗くドラマチックに始まり、柔らかな不協和音が嵐のような和音へと発展していきます。