島根原発2号機、約13年ぶりの発送電開始 来年1月に営業運転再開
中国電力は23日、7日に約13年ぶりに再稼働した島根原発2号機(松江市、出力82万キロワット)が発電と送電を始めたと発表した。今後少しずつ出力を上げ、来年1月10日に営業運転を再開する予定。 【写真】来月上旬に営業運転に入る中国電力島根原発2号機(手前)=2024年11月21日、松江市、朝日新聞社ヘリから、有元愛美子撮影 島根2号機は運転停止期間が長期に及んだため、中国電は今月15日から原子炉を一時的に停止する「中間停止」に入り、設備や機器の点検や検査、清掃などを実施した。22日に再び原子炉を起動。23日午後1時、発電、送電系統に電気を送り始めた。 27日に出力100%に達する見込み。中国電による最終検査で問題がなければ、営業運転を再開する。(堀田浩一)
朝日新聞社