伊藤あさひがまさかの裏切り…”幻獣幹部”の意外なギャップにときめいたワケ。『潜入兄妹』第9話考察レビュー
信頼していた男の裏切り
その後、貴一たちが裏切り者であると知った鳴瀬賢太(伊藤あさひ)は、組織を抜けることを条件に、朱雀に「警察と貴一たちがつながっている」という証拠を渡した。 何も知らず賢太に呼び出された兄妹の前に朱雀が現れる。彼女は「まさかあんたが裏切っていたなんて」と怒り心頭だ。 まずは「組織を抜けられるのは、死んだときだけ」と賢太を射殺し、貴一に銃口を向ける。そして目に涙をいっぱいためて「バカみたい。あんたのこと信じていた。あんたと一緒なら……。でも、もうおしまい!」、「さようなら。貴一」と発砲音がして…というところで第9話が終幕した。 SNSでも、朱雀について多くの反応があり「(貴一のことを信頼しているというよりも)好きになってたよね」、「恋してる」、「(恋をしている朱雀が)可愛すぎる」との声が。 これまでのフリが効いている分、人間らしい感情を露わにする彼女にポジティブなコメントが殺到するかたちとなった。白石聖のポテンシャルの高さ、衣装を含めたビジュアル、今回見せた“デレる”朱雀のギャップなども相まって、多くの『潜入兄妹』ファンを熱狂させたようだ。 さて、次回は最終話。貴一たちの行く末はどうなるのか? 期待して待ちたい。 【著者プロフィール:浜瀬将樹】 1984年生まれ。フリーランスの編集・ライター。映画、ドラマ、バラエティー番組の会見取材、俳優さんや芸人さんなどのインタビュー、ドラマや俳優さんのコラム、お笑いのライブレポートなど、エンタメ系を中心に執筆している。
浜瀬将樹