<私の恩人>兵動大樹 「すべらない話」常連の兵動、同期2人に救われた!
そして「見てくれてる人はホンマにいるんや。だとしたら、もっと、もっと頑張らなアカン」とも、心から思えました。 大輔の“S”の優しさと、ほっしゃん。の“M”の優しさ。それがすごく染みこみました。笑いの神様がいるとするならば、恐らく、僕が死んだ後に会うと思うんです。そこで「お前は芸人だったのか?」と尋ねられた時に、「いや、ま、そうなんですけどね…」みたいにお茶を濁すような答えはしたくない。 「そうなんです。メッチャやったんですけど、僕、何点やったんですかね?」と逆ギレ気味に聞けるくらい、やらなアカンと思っています。 (聞き手・文/中西正男/株式会社KOZOクリエイターズ) ■兵動大樹(ひょうどう・だいき) 1970年7月24日生まれ。大阪市出身。大阪NSC9期生。90年、矢野勝也と漫才コンビ「矢野・兵動」を結成。同期は宮川大輔、ほっしゃん。、「ナインティナイン」ら。「人志松本のすべらない話」には、2007年9月放送のスピンオフ企画「大輔宮川のすべらない話」から出演し、これまで計4回MVSを獲得。「上方漫才大賞」などコンビでの受賞も多数。感動のラブレターを集めた「なみだのラブレター」(発売中、橋本昌人編)の出版記念涙活イベント「兵動大樹の泣ける話」(2月21日、大阪・道頓堀ZAZA HOUSE)を開催する。 ■中西正男(なかにし・まさお) 1974年大阪府生まれ。大学卒業後、デイリースポーツ社に入社。大阪報道部で芸能担当記者となり、演芸、宝塚歌劇団などを取材。2012年9月に同社を退社後、株式会社KOZOクリエイターズに所属し、芸能ジャーナリストに転身。現在、関西の人気番組「おはよう朝日です」に出演中。