【九州地区春季大会注目選手リスト】宮崎学園の大型左腕、鹿児島実の147キロ右腕など25人のプロ注選手たち!
3月2日、鹿児島の組み合わせが発表され、これで九州全地区の春季県大会の組み合わせが出揃った。各地区の開幕日は以下のとおり。 【一覧】九州春季大会逸材リスト 福岡:3月20日 佐賀:3月20日 大分:3月25日 熊本:3月20日 長崎:3月23日 鹿児島:3月20日 沖縄:3月20日 センバツに出場する熊本国府(熊本)、明豊(神村学園)、神村学園(鹿児島)、東海大福岡(福岡)の4校は県大会免除となり、推薦で九州大会に出場する。 今回は九州各地区の春季大会に出場するドラフト候補を紹介していきたい。
【福岡】 福岡では大型右サイドの前田 明斗投手(福岡第一)が140キロ中盤の速球を投げ込み、今年の福岡の右投手ではNO.1と評価される逸材。境 利月投手(大牟田)は昨秋の県大会の筑陽学園戦で19奪三振を記録した。 高田 太賀内野手(福岡大大濠)は昨年から注目された強打の遊撃手。170センチと小柄だが、昨夏の福岡大会でも本塁打を記録し、守備も軽快だ。村上 太一外野手(西日本短大付)は184センチ80キロと恵まれた体格を持つ二刀流。パワフルな打撃と、投げては130キロ後半の速球を投げ込み、リリーフとしても活躍する。 【大分】 狩生 聖真投手(佐伯鶴城)は184センチ68キロと細身だが、体全体をうまく使った投球フォームから140キロ前半の速球は角度もあり、なかなか打ち返せないものがある。佐伯 和真投手(津久見)も184センチ76キロと恵まれた体格から、最速145キロを誇る速球派右腕だ。寺尾 凌太投手(大分国際情報)は172センチと上背はないが、140キロ前半の速球を投げ込み、遊撃もこなし、野球センスも高い。 野上 大耀内野手(大分舞鶴)もフットワークが軽快な守備が魅力。3番打者として、力強いスイングから広角に打ち分ける好ショートだ。 【佐賀】 龍谷を牽引する溝口 大和内野手、岩本 琉至内野手に注目したい。溝口は振り幅が大きいスイングで長打を量産する右打ちのスラッガー。岩本は1年夏からショートで出場し、安定した守備と、シャープなスイングで安打を量産する左の好打者だ。 【熊本】 稲岡 寛太投手(有明)は昨春の九州大会優勝経験のある左腕。130キロ中盤の速球、切れのある変化球を投げ分け、ゲームメイクを行う。廣永 大道投手(熊本工)は182センチの長身から、140キロ前後の速球、切れ味鋭いスライダー、カーブを高低に投げ分けを行う本格派右腕。渡嘉敷 篤弘内野手(東海大星翔)は1年夏から経験を重ねる堅守の遊撃手。昨夏は甲子園も経験。下級生では打撃が課題だったが、体つきがたくましくなって、打撃にも力強さが出てきた。