【Honda熊本－東芝】Honda熊本の渡辺正健監督＝京セラドーム大阪で2024年10月30日、長澤凜太郎撮影

　第49回社会人野球日本選手権大会は第2日の30日、京セラドーム大阪で1回戦があり、前回準優勝のHonda熊本は東芝に2―3で敗れ、3大会連続の2回戦進出はならなかった。Honda熊本・渡辺正健監督の試合後の主なコメントは次の通り。 【熱戦を振り返る】Honda熊本ー東芝　写真特集 　◇Honda熊本・渡辺正健監督 　立ち上がりの1点はいい形で取れたが、その後が全くダメだった。昨年準優勝して、厳しくマークされていると感じる中で戦う難しさを感じた。 　勝ち越された（六回の）2点目が痛かった。記録は安打だったが、ちょっと（グラブで）弾いていた。そういった場面をしっかり守っていかないといけない。 　打撃の方は、良い投手が来るとなかなか打てない。周りは強打の打てるチームと言うが、うちは投手中心に守り勝つ野球をしなければいけないと思っている。全国大会では良いピッチャーが来るし、相手から厳しくマークされていると感じた。この負けを来年につなげていきたい。 　（先発の）片山（雄貴）は十分に良く投げてくれた。走者を出しながらも彼らしい粘りの投球だった。本来なら片山も中継ぎ。彼を本当に生かすには、先発できる投手を作っていかなければいけない。おそらく来年、再来年くらいまで継続した課題になると思う。まだ道半ばだが、しっかりと投手層を強化していきたい。