【マイルCS】ナミュール 準備万全 ラスト1F鋭伸 C・デムーロ×高野師タッグで2週連続G1奪取だ
「マイルCS・G1」(17日、京都) 連覇を狙うナミュールは13日、栗東坂路で最終調整。ラスト1Fで鋭く伸びて12秒0をマークするなど好仕上がりをアピールした。鞍上は3度目のコンビとなる世界的名手のC・デムーロ。エリザベス女王杯をスタニングローズで制したC・デムーロ×高野厩舎のタッグから今週も目が離せない。 連覇を狙うナミュールは栗東坂路を単走で4F56秒6-41秒2-12秒0。全体時計は遅めだが、前半をゆったりと入ってラスト1Fで鋭く伸びる内容は、前走の安田記念の直前と全く同じ。あふれんばかりの前進気勢とパワフルなフットワークを見せており、休み明けでも仕上がりは万全。極上の切れ味を発揮する準備は整っている。 ◆C・デムーロ騎手 -初コンビだった21年阪神JF(4着)を振り返って。 「2歳でまだ若く、出遅れて道中は後ろからになりましたが、最後は内を突いてしっかり伸びてくれたことを覚えています」 -今年のドバイターフ(2着)では久々のコンビ。成長を感じた部分は。 「体的にも精神的にも成長を感じましたし、レース自体もいい競馬。2着でしたが、勝った馬も強い馬でしたからね」 -ナミュールの長所は。 「直線ですごくいい瞬発力がありますね」 -レースプランは。 「京都は3~4コーナーがトリッキーでコーナーもシャープですが、いい位置で運ぶことができれば、そういう問題もなくなると思っています。真ん中から前めで走るのが理想ですね」 -自身は2週連続のG1勝利が懸かる。 「2週続けて同じ厩舎でチャンスのある馬に乗せてもらえますし、勝ち切れるように頑張ります」