九州南部~四国 線状降水帯発生のおそれ 夜間に急激な状況悪化も 避難などは早めに
川の氾濫が発生するおそれ 避難時の注意点は
氾濫危険情報が発表された場合は、川の氾濫が発生する危険度が急激に高まるおそれがあります。その際、以下のような行動をとるようにしてください。 ①川がいつ氾濫しても、おかしくない状態だということを認識し、テレビやスマートフォンなどで、気象情報をこまめに確認しましょう。 ②避難する可能性があると考え、自治体からの避難指示の発令に注意しましょう。この段階で、飲食品、貴重品、着替えなど避難所に持って行くものを再確認し、必要になればすぐに避難できる準備を整えてください。 ③避難先は、自治体の指定する避難所のほかに、安全な親戚・知人の家やホテル・旅館など複数の候補を考えておくと良いでしょう。避難経路は、川の近くを通るのは避けてください。万が一、避難経路が通れない場合に備え、複数の避難経路を選んでおきましょう。 ④災害の危険度が高まっている時には、避難指示が発令されていなくても、自らの判断で避難することが大切です。避難する場合は、隣近所に声をかけて、単独での行動は避けてください。暗い時間帯の避難は危険ですので、明るいうちの避難を心がけましょう。 また、氾濫危険情報が発表されたにもかかわらず、雨の音が大きいと、防災無線などの情報に気づかない場合もあります。家族や知人などが、川の近くにいらっしゃる場合は、SNSなどを使って、情報を伝えてあげてください。
日本気象協会 本社 日直主任