「歯茎が腫れている」人がやっているNG歯磨き3つ 歯磨き中に歯茎から出血「出し切ったほうがいい?」
ですので、はじめのうちは鏡で磨いた歯を確認してみましょう。すると、小さな出血を確認することができるはずです。そして、出血を確認したならば、歯周病治療に自身の歯磨きが大いなる活躍をしたと、その成果を喜んでください。 ここまで縦磨き、横磨き、バス法の3つの磨き方を紹介してきました。 歯磨きをする目的は、口内のプラーク(病原菌)を除去することにあります。プラークの中には虫歯菌と歯周病菌が山ほどいますが、このプラークの除去には3つの磨き方だけでなく、歯ブラシも一緒に使い分けるのがより効果的です。
まずは、かための歯ブラシで縦磨きと横磨きをし、歯の表面についたプラークをしっかりと除去していきます。しっかり時間をかけて磨くことで、虫歯の脅威はかなり軽減できます。 しかし、まだ完全ではありません。歯周病菌の温床となっている歯周ポケットにプラークは残っています。そこで、理想をいえば、ここでやわらかめの歯ブラシに持ち替えて、毛先をしっかり歯周ポケットに入れるバス法で磨いていきます。 先ほどもお伝えしましたが、血が出たらむしろチャンスなので、出し尽くすつもりでていねいに優しく磨いていきましょう。
これらを実践すると、歯磨きだけでプラークの90%ほど落とすことができるため、毎日の歯磨きはこれでほとんど完成形といえ、虫歯や歯周病を遠ざけることができます。 ここで1つ注意点。磨くときには1本1本の歯に着目し、ブラシが当たらないところがないように磨いてください。 これを実現するためにおすすめなのは、鏡で確認しながら磨くことです。特にこの新しい歯磨きを始めたばかりのころは、絶対に磨き残しがでてしまいます。
鏡で確認しながら磨いていくと、歯磨き技術が格段に向上し、だんだんと自分の歯や歯茎が回復し、きれいになっていくのを実感できるでしょう。うれしさや自信もわいてきます。 とはいえ、プラークは強敵なので歯ブラシだけでは完璧ではありません。他のオーラルケアグッズを使って、最後の仕上げといきましょう。 ■歯ブラシ交換は月に1度 歯ブラシを使っていて迷うこと。それは、歯ブラシの交換タイミングです。 多くの人は、毛先が開いてきたら変えどきという認識を持っていると思いますが、やはり歯ブラシは、おろしたての状態がもっともプラーク除去の効率が高く、使うたびに除去効率が衰えていきます。