秋元康氏プロデュース新アイドルグループ「Rain Tree」メンバー最速インタビュー 「老若男女に愛される国民的なグループになれたらって思っています」
ニイ:私がアイドルになって一番やりたかったことは、ステージに立ってパフォーマンスすることだったんです。でも、なかなかステージの上で歌って踊ることができない時期が長くて。「WHITE SCORPION」と一緒にリリースイベントに出させてもらっていたんですけど、私たちは曲もないし、歌って踊ることができない。彼女たちが歌って踊る姿を見ているのがすごく苦しくて。 リリースイベントではスタッフさんから「この企画をやってください」と言われるのではなく、毎回自分たちで何をやるか企画を話し合って決めていました。自分たちには何も用意されていないその状況に、デビューしているグループとそうではないグループの差を感じていて、それも悔しかったんです。 ――「FINALIST」17人全員でデビューとなりますが、正直これまで辞めそうになったメンバーとかはいませんでしたか。 イチゴ:辞めるという子はいなかったと思うんですが、ダンスレッスンについてこれなくて苦しんでいる子はいました。私はなるべくそういう子と一緒に練習をするようにはしてたんですけれど、練習が辛すぎて受けたくないとか、練習の曲を聴くだけで嫌になっちゃう子もいたので、そこはすごく心配していました。あと学業と両立しているメンバーは本当に大変そうでした。 ――会見では厳しい発表もありました。「Rain Tree」はシングルごとにメンバーを選考するセレクションを行い、選抜メンバーのみが「Rain Tree」代表として活動を行います。 ニイ:正直なところ、選抜メンバーになることを少し予想していました。これまで活動している中でも17人という人数は多いのかなと感じていたので。それでも、さすがにデビュー曲は17人でできると信じていたので複雑な気持ちにはなりました。 イチゴ:私も「やっぱりか」って思いました。「WHITE SCORPION」と一緒のリリイベで、11人の「WHITE SCORPION」でもステージがいっぱいだったので、17人で立つというのは想像がつきにくい部分もあって。選抜の基準が歌とダンスと自己表現なので、自分に足りない部分に自分で気づいて高めていきたいと思っています。 コトリ:もし選抜に入れなかったら、たぶん選ばれたメンバーに嫉妬しちゃうかもしれない。なので、そういう悪い気持ちに飲み込まれないように頑張りたいです。そんな気持ちでみんなのことを見たくないので。 ――現在のところ、まだ何人が選抜メンバーなのかなど詳細は発表されていないですが、今のところ、自分が選抜に選ばれる可能性は100%でいうとどのくらいだと思っていますか。 イチゴ:私は50%です。理由としては自分が武器だと思っているダンスが選考基準に入っているので、自分が今持っているスキルを信じていきたいなという気持ちです。 ニイ:私は60%です。すごく自信があるわけじゃないんですけど、この1年間、自分の中では努力して頑張ってきました。その努力がスタッフさんやメンバーにも伝わってほしいと思いながら活動してきました。ここまで頑張ってきたからこそメンバーを引っ張っていけると思っていますし、歌やダンスはもともと好きなので、そういう意味で60%にしました。 コトリ:100%!と言いたいところなんですけど、一人ひとりに強みがあるじゃないですか。この2人はすごくダンスが上手くて、ダンスでは勝てないなとすごく思うんです......。 (そう話すと感極まって涙)。そう思うんですけど、追いつくように頑張りたいなと思っているんです。頑張っているので。自分のやってきたことを信じて、前向きに考えたいなって思っています。 ニイ:コトリだって、私にないものだって持っているよ。絵がめちゃくちゃ上手だし、このビジュアルもあるし。 コトリ:グスッ。正直なところ、選抜に残る自信は50%以下なんですけど、でも100%ということにしておきます! ニイ&イチゴ:(拍手) ――「Rain Tree」をこれからどんなグループにしていきたいですか。