秋元康氏プロデュース新アイドルグループ「Rain Tree」メンバー最速インタビュー 「老若男女に愛される国民的なグループになれたらって思っています」
秋元康氏が総合プロデュースするIDOL3.0 PROJECTから17人組の新アイドルグループ「Rain Tree」が誕生した。2025年1月に配信されるファーストデジタルシングルでデビューする。 【写真】インタビュー中も涙が止まらないメンバーたち 新グループのメンバーは昨年4月に始まったIDOL3.0 PROJECTオーディション最終審査に残った候補者のうち、「WHITE SCORPION」としてデビューに届かなかった17人。これまで「FINALIST」として活動してきたが、10月8日に都内で行われた会見でサプライズでメジャーデビュー決定と新グループ名が発表されると、メンバーは歓喜の涙を流した。 一方、会見でグループではAKB48、乃木坂46などのように選ばれたメンバーがレコーディングやミュージックビデオ撮影に参加する選抜制が採用されるという厳しい発表も行われた。 週プレNEWSでは会見を終えたばかりの「Rain Tree」のニイ、イチゴ、コトリの3人にインタビュー。喜びと不安の入り混じる現在の心境について聞いた。 * * * ――「Rain Tree」デビューおめでとうございます。グループ名の由来であるレインツリーは雨になると葉を閉じ、じっと耐え、日が出ると葉が開く植物で、「苦難に耐え抜く強さで、自らにも周りにも大きな力を与える」存在になってほしいという思いが込められています。新グループ名を初めて聞いた時の率直な感想を教えてください。 ニイ:「WHITE SCORPION」のような英語で、似たようなかっこいい感じの名前になるのかなと思っていたのですが、全然違う感じだったのでびっくりしました。その名前の由来を聞いて、私たちは今までたくさん苦しい思いをしたり、涙する場面が多かったので、すごく素敵なグループ名だなと思いました。 イチゴ:きょう(10月8日)は雨でしたし、発表する前の楽屋で「私たちの中に雨女がいるよね」とみんな話をしていたんです。なので、最初は「雨女がいるからレイン?」と思いました(笑)。 ――デビュー発表時にはステージ上でメンバー17人が泣いていましたが、その中でもコトリさんはそれほど泣いていない印象でした。 コトリ:我慢してました。隣のタマはめちゃくちゃ泣いていたので、どうしようと思ったんですけど、この後に集合写真を撮ると聞いていたので耐えました(笑)。 ――イチゴさんは逆にVTRが流れた瞬間に「えっ!」となってましたね。 イチゴ:VTRが流れた時に「絶対デビューだ」と思って。涙自体は大泣きじゃなく、ポロポロくらいだったんですけど。 ニイ:私は逆に映像が出てもまだデビューだとは思ってなくて。会見前には「きょうはドキュメンタリーの制作発表だよ」とスタッフさんに言われていたので、映像もその予告なのかなって思ってたんです。なので、「2015年デビュー1月」と出た時に泣きました。 ――ニイさんは先ほど、苦しい思いをしてきたと話していましたが、どんなことが特に苦しかったですか。