“例外” が恒常化の嘉手納基地パラ訓 米軍がまた強行 今年9回目
在沖米軍は18日午後、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施しました。県などの再三にわたる中止要請を無視した強行です。 【写真を見る】滑走路付近を目指し降下する兵士ら 米軍による県内でのパラシュート降下訓練は「原則伊江島で実施する」と日米で合意していますが、18日、嘉手納基地では今年9回目となる訓練が強行され、1年間での最多の実施回数を更新し続けています。 訓練は午後3時半ごろから約20分間行われ、合わせて10人の米兵が基地内の緑地帯に着地しました。 玉城知事は今月15日に中谷防衛大臣に面談した際、嘉手納基地でのパラシュート降下訓練の中止を求めていて、きょうの訓練強行については「それにもかかわらず同訓練が実施されたことは県民の思いを踏みにじるもの」などとコメントしています。
琉球放送