去就注目の23歳ザークツィーにボローニャ同僚が言及「本当に万能。クラッキだが謙虚。ミランとは…」 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ボローニャに所属するU-23アルゼンチン代表FWサンティアゴ・カストロが、同僚のFWジョシュア・ザークツィーなどについて語った。 【動画】ボローニャの注目株ザークツィーがサンシーロで決めた!
今シーズン、チアゴ・モッタ指揮下で5位の好成績を収め、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場権を獲得したボローニャ。その立役者の1人となったオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーは、今夏の移籍市場でミランやマンチェスター・ユナイテッドなどから熱視線を浴びる注目株となっている。 当初、37歳のオリヴィエ・ジルーの後釜を模索するミランが先手を打って攻勢を仕掛けていたが、ザークツィーがEURO2024に出場するオランダ代表へ追加招集されたことで、23歳FWを巡る争奪戦の行方は不透明となった。 そんな中、ボローニャで同僚の19歳FWサンティアゴ・カストロがU-23アルゼンチン代表の合宿先で『Radio Velez 670』のインタビューに応じ、ザークツィーに言及した。イタリア紙『Corriere dello Sport』が23日、伝えている。 「僕が毎日、驚いている選手はザークツィーだよ。彼は本当に万能だ。プレーを仕掛けられるし、パワーがあり、クラッキだが謙虚でもある。僕とジョシュアはよく話をする仲だが、現在の彼のことは、僕もうれしく思っているよ。ただ、ザークツィーとミランの交渉は合意に至っていない」 また今年1月からボローニャでプレーする19歳FWは、今シーズンのチームの快進撃を振り返った。 「UCL出場決定で、街は革命が起きたかのようだったよ。僕はシーズン途中に加入したが、チームのレベルは高く、試合で非常に美しいプレーをしていた。チームのベテラン勢や監督は、UCLのことをずっと考えず、目の前の試合に集中するように僕らを説得していた。考えれば考えるほど悪い方向へ行くからね」 なお、ザークツィーのミラノ行きを巡っては、代理人が要求する1500万ユーロ(約25億円)が障壁となっている。『La Gazzetta dello Sport』は、もしザークツィーがEURO終了後まで去就の決断を先送りにするのであれば、ミラン側は手数料が値引きされるのかどうかを見極めつつ、プランBとしてジョナサン・デイヴィッドやサムエル・オモロディオンら代替候補の獲得を模索する可能性があると指摘している。