わずか1年でマンC退団の可能性も? オファー次第ではマテウス・ヌネスの売却を決断か
サウジアラビアのクラブが興味
マンチェスター・シティのマテウス・ヌネスはわずか1年で退団する可能性があるようだ。元シティのファイナンシャルアドバイザーであるステファン・ボルソン氏が英『Football Insider』にて自身の見解を話した。 昨夏ウルブズから5300万ポンドでシティに加入したヌネスは公式戦32試合に出場し、5アシストをマーク。しかしプレイ時間は1540分と限られており、加入1年目は思ったようなインパクトを残すことができなかった。 そんななか、ボルソン氏はヌネスの状況をアストン・ヴィラが昨夏に5200万ポンドで獲得したばかりではあるが、今夏5000万ポンドほどでサウジアラビアのアル・イテハドに移籍したムサ・ディアビの状況に例えている。 「ヴィラがディアビを売却したのはPSRの問題ではなく、むしろ改善できると考える選手のために資金を回収するためではないかと思う。マンチェスター・シティもヌネスで同じようなやり方でやると思う」 「昨夏、彼らは彼に約5000万ポンドを支払った。この選手は実際には活躍していない。サウジアラビアが、彼らが支払ったのと同じ価格で選手を引き取ることで、事実上彼らを救済し、全員の経費を支払った時点で、全体としてPSRの小額利益または会計上の利益を得ることができれば、時にはそうした取引を受け入れることもあるだろう」 ボルソン氏は現在うまく機能していないヌネスを獲得時とほぼ同じ金額でのオファーがあれば、売却し、新戦力獲得の資金に回す可能性もあると語った。実際にヌネスはサウジアラビアのクラブから興味を持たれているようだが、選手本人が移籍を望まない可能性も十分にあるだろう。 ペップ・グアルディオラ率いるシティでは加入1年目の選手が活躍できないことは多々起きることであり、2年目となる今シーズンにかかる期待は大きいが、今夏退団してしまう可能性はあるのか。
構成/ザ・ワールド編集部