【プレミア12】キューバ代表モイネロ「辰己はどこ?大丈夫?」 侍ジャパン選手らに確認
体調不良を抱えていたキューバ代表のリバン・モイネロ投手(28=ソフトバンク)が17日の「プレミア12」オープニングラウンドの日本戦(台湾・天母球場)にリリーフ登板した。6回から3イニングを投げて1安打3四球、2死球を与え、2失点で敗戦投手となった。 【写真】8回にモイネロから死球を受け、うずくまる楽天・辰己 開口一番「グッドゲームでした。疲れました」と振り返り、自身のパフォーマンスが上がらなかったこと、チームを勝利に導けなかったことを悔いた。続けて自ら「辰己はどこ?」「大丈夫?」と質問。8回に右ひじ付近に死球を与えて、負傷交代となった辰己涼介外野手(27=楽天)の状態を気遣った。心配な表情で日本代表スタッフや佐藤都志也捕手(26=ロッテ)らに確認する姿が印象的だった。 胃腸炎のような症状で出場が危ぶまれていたが、本人の意思とチーム首脳陣の判断でこの日は中継ぎで待機。展開次第では登板を回避する方針とみられたが、序盤から大量に投手をつぎこみ、中盤以降に接戦となったことで、ロングリリーフで「最強日本」と認める侍ジャパンからの勝利を狙った戦いだった。
東スポWEB