鬼のような眼差しにゾッ…!鬼教官の厳しい稽古に奮闘 愛知県・岡崎市の「神明宮例大祭」で舞踊を披露する3歳の女の子に密着
ついに本番!2時間で3回の演舞を披露
稽古には厳しい花柳先生ですが、稽古が終わるともう一つの顔が。実は、花柳先生は桜子ちゃん姉妹の祖母だったのです。 (日本舞踊 花柳流・花柳弥月先生) 「私は平等。『身内だから』は一切ない!差をつけることは逆に失礼。それが私の信条」 桜子ちゃんは、けなげに稽古を重ねて当日を迎えました。着付けをし、髪と化粧を整え、いよいよ1カ月の成果を見せる瞬間です。稽古はバッチリでも、初めて上がる本番の舞台は自分の身長よりも高く、大勢の人たちが見ています。大きな舞台に上がり、花柳先生が後方で見守る中、「京人形」の音楽が流れ始めます。約3分間の演舞を無事に踊り切り、拍手喝采を浴びました。大変な稽古の日々も楽しく取り組んでいた桜子ちゃんを、見守ってきた花柳先生は…。 (日本舞踊 花柳流・花柳弥月先生) 「『左向け』って言ったら左向く。あれがかわいいね!今が一番従順、よう言うこと聞くね。『三つ子の魂百まで』とあるように、踊りを通じてお行儀、上下関係を伝えていきたい」 山車の曳き回しの中、桜子ちゃんは2時間かけて3回の演舞すべてを踊り切りました。終わった途端、緊張の糸が切れた桜子ちゃんは号泣。しっかり者に見えても、やはり3歳の女の子です。 今回の最もアツかったベストオブ「OMATSURIちゃん」は、伊豫田桜子ちゃんに決定。"お人形さん"のような小さな手形が法被に刻まれました。 CBCテレビ「チャント!」6月5日放送より
CBCテレビ