夫が1万円超の「ウイスキー」を買ってきた!「水割りにすればコスパがいい」と言ってるけど本当? ビールでの晩酌とコスパを比較
日本では多種多様なお酒が販売されていますが、そのなかでもウイスキーは高い人気を誇っています。スーパーやコンビニでも手軽に購入できるため、晩酌で楽しむ人も多いです。 ウイスキーには1万円超えの商品もありますが、水割りやソーダ割りにするとビールと比較してコスパがいいと考える人もいるかもしれません。 本記事では、ウイスキーがビールと比べてコスパがいいかについて計算するので、気になる人は参考にしてみてください。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
1万円超えのウイスキーを水割りやソーダ割りにするとコスパがいい?
ウイスキーは水割り、ソーダ割り(ハイボール)、ストレートなど、好みに合わせたいろいろな飲み方があります。飲み方によって違った風味が楽しめますが、ウイスキーと割り材の基本的な割合はさまざまです。 ウイスキーを割材で割って楽しむ際にはビールと比較してコスパがいいともいわれていますが、ビール1缶350ミリリットルに合わせて考えるとどれくらいになるのでしょうか。 今回はサントリーウイスキー「グレンフィディック15年ソレラリザーブ700ミリリットル(税込1万296円)」を水割り・ソーダ割りにしたときと、サントリービール「ザ・プレミアム・モルツ(1缶350ミリリットル 262円)」で金額の比較をおこないます。 また、水割りとソーダ割りの、ウイスキーと割り材の比率については、サントリーの公式ホームページで紹介されているものを使用しています。 ●水割り ウイスキー1:天然水2.5 ●ソーダ割(ハイボール) ウイスキー1:ソーダ4 この比率で350ミリリットルの分量を作ろうとすると、以下のとおりです。 ●水割り ウイスキー100ミリリットル:天然水250ミリリットル ●ソーダ割(ハイボール) ウイスキー70ミリリットル:ソーダ280ミリリットル グレンフィディック15年ソレラリザーブ700ミリリットルで考えると、1杯当たりの価格は水割り100ミリリットル=約1471円、ソーダ割り(ハイボール)70ミリリットル=約1030円になります。 ビールと比較してもかなり高い金額になるため、1万円超えのウイスキーではビールと比較してコスパがいいとはいえません。ただし、1万円を超えるウイスキーはどちらかというとコスパを気にするものではなく、嗜好(しこう)品として味と香りを楽しむことが目的でしょう。