バスケ富永啓生、カリーブランドと契約 米国選手以外で初
バスケットボール男子で全米大学体育協会(NCAA)1部のネブラスカ大を卒業したシューター富永啓生が15日、米プロNBAのスター選手、ステフィン・カリー(ウォリアーズ)とアンダーアーマーが手掛ける「カリーブランド」と契約を結んだ。昨年のワールドカップ(W杯)日本代表で、パリ五輪でも活躍が期待される富永は東京都内で開かれた記者会見で、「わくわくする気持ちでいっぱい。1番尊敬している選手のブランド。光栄なことで、すごくうれしい」と話した。 【写真】3点シュートコンテストで優勝…雄叫びをあげる富永啓生 カリーブランドとの契約はカリー本人を含めて4人目で、米国選手以外では初めて。高校時代にイベントで対談したカリーに憧れ、NBA入りを目指して米国で得意の3点シュートに磨きをかけてきた23歳は「これからは自分が子供たちに希望を与えられる選手になれるよう頑張りたい」と決意表明。今夏はNBAのサマーリーグに参加せず、代表活動を優先させると決めており、「パリ五輪に全集中して、日本のバスケットを盛り上げていきたい。カリーとコートの上で対戦できたら楽しみ」と五輪やNBAでの直接対決に意欲を示した。