「おじさん構文」はこうして生まれる…「絵文字を多用しすぎる人」がLINEを送る前に気を付けるべきこと
上手く使えば夫婦関係改善に
ただ、そうしたデメリットがあっても、LINEは夫婦関係の改善においてとても便利なツールです。 離婚寸前の夫婦の場合、顔を合わせて話すことが難しいことも多いですが、そんなときでもLINEでのコミュニケーションはまだ可能であることも多いです。 また、ケンカしているときなどは、対面すると双方が感情的になってしまいますが、LINEだと比較的冷静に伝えられたりもします。 LINEでメッセージを送る際は、送る前に必ず何度も読み返すクセをつけましょう。 先に触れたように、LINEではメッセージが即座に送信されます。また、普段からリアルタイムで会話をするように使い、あまり考えず直感的につくったメッセージを送信する人も多いのです。 そのため、うっかり相手を傷つける、過度に批判的なメッセージを、そうと気づかずに送ってしまったりします。あるいは、相手の状況を理解せず、自分勝手なメッセージを連投して嫌がられることもあります。 本当に伝えたいことがあるなら、大事な手紙を書くときのように、下書きをして何度も確認してから送信することを徹底すべきです。 『離婚する夫婦はLINEに「この一言」を付け加えている…知らない間に夫婦関係を悪化させている「NGワード」』へ続く
岡野 あつこ(夫婦問題研究家・パートナーシップアドバイザー)