【現在21連敗中】センバツ21世紀、今年こそ一般選考枠からの勝利なるか!?
18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(センバツ)の組み合わせが決まった。開幕までの期間、組み合わせ、初戦カードについての話題に迫っていく。 【トーナメント表】センバツ大会 組み合わせ 今年は21世紀枠が3枠から2枠に減った。今年選出された2校は、別海(北海道)と田辺(和歌山)。初戦は別海が創志学園(岡山)、田辺は星稜(石川)と対戦することが決まった。 21世紀枠出場校は成績に苦しんできた歴史がある。初戦勝利となると、2021年の具志川商(沖縄)以来となるが、これは同じく21世紀枠の八戸西(青森)から挙げたものだった。それ以前でも、夏に交流戦として行われた2020年の対戦を除いて、2016年の釜石(岩手)までさかのぼらないといけない。それも相手は同じ21世紀枠の小豆島(香川)相手の勝利だった。 21世紀枠校が21世紀枠以外の高校に勝つとなると、2015年に松山東(愛媛)が、二松学舎大附(東京)に5対4で勝利したのが最後となっている。 過去、21世紀枠で初戦勝利した高校の成績は以下の通り。 2001年 宜野座(沖縄)=ベスト4 2002年 鵡川(北海道)=2回戦敗退 2005年 一迫商(宮城)=2回戦敗退 2007年 都城泉ヶ丘(宮崎)=2回戦敗退 2008年 安房(千葉)=2回戦敗退 成章(愛知)=2回戦敗退 華陵(山口)=3回戦敗退 2009年 利府(宮城)=ベスト4 2010年 向陽(和歌山)=2回戦敗退 2011年 城南(徳島)=2回戦敗退 2013年 遠軽(北海道)=2回戦敗退※ 2015年 松山東(愛媛)=2回戦敗退 2016年 釜石(岩手)=2回戦敗退※ 2021年 具志川商(沖縄)=2回戦敗退※ (2020年夏の交流戦は除く、※は21世紀枠相手の勝利) これまで最高成績は宜野座と利府の4強。ともに3勝を挙げた。ここまで延べ61校が21世紀枠としてセンバツ初戦に挑んだが、21世紀枠同士の対戦を含めて勝利したのは14校。21世紀枠以外が相手となれば、初戦勝利は11校で、松山東が勝利して以後、現在21連敗中である。 別海と田辺がこの壁に挑戦。21世紀枠以外からは9年ぶりとなる勝利へ、全力を注ぎ込む。