絶好調マーモウシュ、9戦10発はフランクフルト史上初! ケインと同ペースで得点関与
フランクフルトに所属するエジプト代表FWオマル・マーモウシュが、クラブ史に残るペースで得点を量産している。 【ハイライト】フランクフルト 7-2 ボーフム フランクフルトは9日に行われたブンデスリーガ第9節でMF三好康児が所属するボーフムと対戦。マーモウシュは9分に見事なグラウンダークロスでウーゴ・エキティケの先制点をアシストすると、18分には直接フリーキックを沈めて追加点をもたらす。66分にもジャン・ウズンのゴールをお膳立てし、マーモウシュは1ゴール2アシストの活躍で7-2の勝利に貢献した。 データサイト『Opta』によると、マーモウシュはリーグ戦開幕から9試合で10ゴール目を記録した、フランクフルト史上初の選手になったようだ。1993-94シーズンにアンソニー・イエボア氏が同クラブで記録した「開幕9試合9ゴール」を21シーズンぶりに塗り替えた。 また、得点ランキング2位のマーモウシュは、アシスト数でもリーグトップの「6」を記録している。一方、11ゴールで得点ランキングトップに立つバイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインは、リーグ2位タイの5アシストを記録。この2人はここまで16得点に関与しているが、統計が始まった2004-05シーズン以降、第9節時点で今季の2人より多くのゴールを生み出したのはただ一人。第9節までに12ゴール5アシストを記録した2023-24シーズンのケインだけだ。 ボーフム戦後にドイツメディア『スカイ』のマイクを握ったマーモウシュは、「僕個人もそうだけど、僕たちは今、とても調子がいいんだ。フィニッシュやポジショニングなど、自分自身のためにたくさん努力してきた。とても楽しいよ。今日は最高のパフォーマンスだったし、流れに乗っている」と、充実ぶりをアピール。3位に浮上したチームが、大きな目標を達成することへの意欲を示した。 「このまま地に足をつけて仕事を続ければ、多くのことを成し遂げることができる。全員が参加し、全員が準備ができている。それはチームスピリットの表れで、誰もがプレーを望んでいる。(最終的な順位は)いずれわかるよ。そんなに先のことは考えていないし、ビッグチームと比較もしていない。自分たちの仕事をし、ベストを尽くす。僕らがトップチームかどうかは、シーズンが終わったときにわかるよ」
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