ラウンド前に練習するだけでは不十分!? ベストスコアを更新したゴルファーが当日実践していたこととは?
ゴルフ場まで自身の運転で向かうと体が動きやすくなる
ゴルフ経験の長いゴルファーであればあるほど、年々ベストスコアを更新するのは難しくなります。ベストスコアを更新するには、スタートホールから好調を維持したまま18ホール回りきるぐらいのクオリティーが求められます。 【スポーツ栄養士が教える】これが後半のプレーに好影響を与えるランチメニューです
レッスンプロの山本昌夫氏は、スタートホールからナイスショットを打ってベストスコア更新の確率を上げたいゴルファーは、「あること」を必ずするべきだと話します。 「もし本気でベストスコアを更新したいのであれば、30分~1時間以上のゴルフ場までの道のりを、クルマで運転していくことがオススメです。運転することで体が眠っている状態から徐々に起きてきますし、頭もかなり回りやすくなります。私の生徒さんも、早朝に自身でクルマを運転してきたゴルファーはキビキビと行動していますし、ラウンド前の練習でもボールをしっかり捉えることができています」 「一方、乗合もしくは電車やバスでゴルフ場に到着した人たちは、ラウンド前の練習でも体が起ききっておらず、ボールをうまく打てない人が多いです。特に電車やバスで来る人は、移動中に眠っていることも多いので、体が朝起きたときの状態に逆戻りしています」 「朝起きてすぐにクラブを持ってショットしても、ナイスショットが打てないのと同じ原理です。つまりラウンド前に練習しただけでは体は万全な状態にならないので、そこまでにある程度体を起こしておく必要があります」 「実際、ツアープロで試合前はゴルフ場から近いホテルを選ぶのではなく、あえて少し離れた場所を選択して、クルマを運転する時間をつくることで体を起こす工夫をしている人もいるといいます」 都心に住んでいるゴルファーのなかにはクルマを所有していない人もいますが、なにかしらの対策はあるのでしょうか? 「電車やバスでゴルフ場に向かうゴルファーは、移動中に寝るのではなくスマホを見たり、外の景色を見るといいでしょう。さらに最低でもスタート時間の3時間前までには起床しておくと効果的です」 「また、なるべく早めにゴルフ場に到着してストレッチをして、ショットとパターの練習はマストで行っておくと、スタート時には体が起きていてベストパフォーマンスが出しやすいです。なかなかアマチュアゴルファーでここまで徹底的に行う人は少ないですが、『今日は絶対にベストスコアを更新したい!』と気合が入っている日に実践してみてください」