絶対に乗り逃げさせない!車両盗難対策の最終手段『カースティールブロッカー』!! レクサスやランクルオーナーは要チェック!
カーオーナーにとってもっともイヤなアクシデントといえば、やはり愛車の盗難だろう。最新のセキュリティシステムや防犯カメラ、ハンドルロックにタイヤロックなど二重、三重の対策を施しても、犯人たちはあの手この手を使って愛車を狙ってくるのだそこで登場したのが、。この『カースティールブロッカー』。たとえドアを解錠されてもエンジンがかからないから、乗り逃げを防止できるのだ!最新の盗難手口“ゲームボーイ”にも対処できる! 特に最近の盗難手口で恐れられているのが、通称“ゲームボーイ”と呼ばれているキーエミュレーターの存在だ。通称はその形状が某携帯ゲーム機に似ているからだが、当然ながらその中身はまったく別物。通常はスマートキーと車両が電波を送りあい、IDが一致するとドア解錠、エンジン始動となるわけだが、このキーエミュレーターは車両の電波からIDを解析し、擬似的に“スペアキー”を作成できるという代物なのである。これを使用すると、ドアハンドルなどを握って車両からの電波を受信するだけでIDを解析。現在は解析に数十分掛かるものの、簡単にニセのスペアキーができあがるというわけだ。ここから車両盗難を防ぐためにはハンドルロックやタイヤロックなど物理的な手法も有効だが、ハンドルそのものを切断するなど物理的に対抗されては為す術もない。 そこでデータシステムが打ち出した車両盗難防止装置が『カースティールブロッカー SOS820』である。これは、たとえ本物のスマートキーで車内侵入を許しても、特定のセキュリティパスコードを入力しない限り、エンジン始動ができないという装置なのだ。 先日、成田空港の有料駐車場でお客から預かったキーを保管していた事務所から盗まれ、大量の車両盗難を許してしまう事件が起きてしまったが、このSOS820装着車なら乗り逃げを防げたかもしれない事案なのである。唯一防げない事案は、窃盗グループがレッカー車や車両運搬車を用意してクルマごと盗むという方法だが、そこまで大事になるとさすがに周りも盗難に気づいてくれるだろう。 DIYでの装着は不可だがそれだけセキュリティも万全 本格的なセキュリティシステムに比べて、価格も非常にリーズナブルという点も大きな魅力だ。ただし装着には車種専用ハーネスが必要で、現在の対応車種はレクサス各車、トヨタ・プリウス/アルファードなど。また購入・装着は特定の取扱店(2024年7月現在でオートバックス・スーパーオートバックス各店)に限定されている。当然DIYでの装着はできないが、それだけ安全性・秘匿性は守られるというわけだ。
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