イタリア伝統の宝飾技術によりオーデマ ピゲ90年代の名機がエレガントに進化!時計業界初となる新素材も開発
オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク ミニ フロステッドゴールド クォーツ」
Ref.67630BA.GG.1312BA.01 473万円 スペック:クオーツ(Cal.2730)。18Kイエローゴールドケース&ブレスレット。サファイアクリスタル風防(反射防止加工)。直径23mm、厚さ6.6mm。5気圧防水。
革新的な素材、ポリクロームセラミックを開発
また、常にオートオルロジュリー(高級時計)の新たな可能性を追求するオーデマ ピゲは、時計業界初となる革新的な素材、ポリクロームセラミックを開発したことを発表した。ブランドのR&Dチームが開発したポリクロームセラミックは、カモフラージュ(迷彩柄)デザインを特徴のひとつとし、セラミックパウダーを素早く焼結させる最新のスパークプラズマ焼結(SPS)テクノロジーを採用。この画期的な技術はゴールドをはじめ、他の素材に応用することも可能だという。
最初のプロトタイプは2024年内に発表予定
1972年に発表した「ロイヤル オーク(5402ST)」では、ゴールドモデルに限られていた高級な仕上げをステンレススチール素材に施しており、「ロイヤル オーク オフショア」では1998年にチタン、2004年にフォージドカーボン、2008年にセラミックと、発売当初から素材のバリエーションを拡充。2023年には時計史上初となる希少なバルクメタリックグラス(BMG)を使った「ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン」を開発するなど、オーデマ ピゲには新しいマテリアルを積極的に取り入れてきた歴史がある。ブランドの研究開発ディレクター、ルカス・ラッジはポリクロームセラミックの開発について、「素材研究の成果によるブランド初のマルチカラーセラミックは、今後数年間にわたるクリエーションの新たな領域の可能性を開くものです。コレクションへのデビューが楽しみです」とコメント。ポリクロームセラミックを用いた最初のプロトタイプは新たなクリエーションとして数ヶ月以内に発表予定とのこと。どのような形で我々の前に姿を現すのか、大いに注目したいところだ。 ※価格は記事公開時点の税込価格です。
Text/三宅裕丈