バルセロナの17歳神童がイニエスタの引退に言及「2010年W杯のことは何も覚えていないけど…」
バルセロナのスペイン代表FWラミネ・ヤマル(17)が、現役引退を表明した元同国代表MFアンドレス・イニエスタ(40)について語った。スペイン『バルサ・ユニバーサル』が伝えている。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 2007年生まれのヤマルは2012年にバルセロナのカンテラであるラ・マシアへ入団し、昨年にクラブ史上最年少の15歳9か月16日でトップチームデビューを果たした。 その後もクラブや代表で数々の最年少記録を打ち立てている神童は、イニエスタがスペインを初優勝に導いた2010年南アフリカW杯の時はまだ2歳。さすがに当時のことは覚えていないが、FWリオネル・メッシらと黄金期を築いたバルセロナでのプレーは記憶に残っているという。 「正直、2010年のワールドカップのことは何も覚えていないんだ。でもカンプ・ノウに行って、イニエスタがメッシやネイマールと並んでプレーするのを見たことは覚えている」 ヤマルは「彼はすべてをいとも簡単にこなしていた」とイニエスタのバルセロナ時代を振り返り、「サッカー界は彼の不在をとても寂しく思うだろう」と偉大なプレーヤーの引退を惜しんだ。