佐藤健、撮影で印象的だったエピソード告白「鼻をかむたびに白がはげる」<映画「はたらく細胞」>
俳優の佐藤健が12月4日、都内で行われた映画「はたらく細胞」細胞大集合プレミア舞台あいさつに出席。撮影中に印象的だったエピソードを明かした。 【写真】佐藤健、ブラック×ホワイトコーデで登場 ■佐藤健、撮影は「花粉症が一番きてる時期」 本作は細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』、スピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』の2作品が原作(それぞれアニメ版はLeminoにて配信中)となり、シリーズ史上初となる人間の世界もあわせて描いた実写映画化。人間の体の中を舞台に繰り広げられる<世界最小の物語>を、日本映画最大のスケールで描く。永野芽郁が赤血球、佐藤が白血球を演じ、W主演を務める。 イベントには佐藤のほか、永野、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、マイカピュ、新納慎也、小沢真珠、Fukase、武内英樹監督も出席した。 佐藤は「お越しいただきありがとうございます」と感謝した後、集結したキャスト陣について「豪華でしょ?豪華でなんかちょっと変なメンバーでしょ?」と口にし「『はたらく細胞』のチームの一員になれたこと、すごくうれしく思っています」とあいさつ。撮影で印象的だったエピソードについて、白血球を演じた佐藤は「真っ白い役だったんですよ。ちょうど花粉症が一番きてる時期だったんです」と振り返り、「鼻をかむたびに白がはげるんですよ。ちょっと白がはげたまま映っちゃったりもしてて」と打ち明けた。 続けて佐藤は「でも白血球でも、シーンによって、そのときの感情や状況によって、白が変わってもいいかって開き直りました」と告白。「これから全シーンの僕の白がどの白なのか注目して見ていただけるとうれしいです」とアピールした。永野は「たまに健さんと向き合ったときに、ちょっと白が『おや?』っていうときがあるので、『健さんちょっと白足しますか?』というお話をしながら撮影していました」と語った。 ■佐藤健、本作について「携われたことがすごく光栄」 佐藤は作品について「改めて王道のエンターテイメントはやっぱりいいんだなと思い知りました」としみじみ。子どもたちが喜んでくれたらいいなと思っていると告げ、「こういう映画が生まれたことがすごくうれしいし、こういう映画に携われたことがすごく光栄です。こういった映画がヒットしてほしいと思います」と思いを言葉にした。 映画「はたらく細胞」は、12月13日(金)より全国公開。 ◆取材・文=山田果奈映