中道左派に政権交代へ 社民党が第1党 リトアニア
【ベルリン時事】バルト3国のリトアニアで27日、議会選挙(一院制、定数141)第2回投票が行われ、13日実施の第1回投票と合わせて、中道左派野党・社会民主党が第1党の座を得た。 政策の近い2党と組めば過半数に届き、政権交代が濃厚となった。 公共放送LRTによると、社民党党首は「国民は(現政権とは)全く違う政府を必要としている」と勝利を宣言。中道左派の新党「リトアニアのために」と農民・グリーン同盟と連立協議に入った。リトアニアはロシアの侵攻を受けるウクライナの強力な支援国。政権交代した場合でも支援方針は変わらない見通しだ。