【DDT】KO-Dタッグ王座獲得の正田壮史「クリスとのシングルマッチで光明が見えた」
8.10大阪、「正田壮史デビュー2周年記念試合」としてKO-Dタッグ選手権試合が行われ、第82代王者・遠藤哲哉&飯野雄貴(BURNING)からクリス・ブルックス&正田壮史 (シャーデンフロイデ・インターナショナル)が奪取した。デビュー当時、“スーパールーキー”と呼ばれた正田もキャリア3年目に突入。若手からの脱却を狙う正田は何を思うのか? 【写真】試合中、ときどき登場するゴムパッチン ――8.10大阪でKO-Dタッグ王座を戴冠されました。おめでとうございます。 正田:ありがとうございます。ベルトを獲得できたことは素直に嬉しいんですが、これから王者として挑戦者に狙われると思うと不安…自信と不安が半々くらいですね。 ただBURNINGの遠藤さんと飯野さんからKO-Dタッグ王座を奪取できたことを前向きに捉えて防衛戦に臨みたいと思います。 ――2022年8月14日、正田選手は入門から3ヶ月でDDT史上最速デビューを果たしました。スーパールーキーとして周りからの期待も大きかったのではないですか? 正田:たしかに最初の1年くらい、「スーパールーキーとして期待されているので頑張らなければ」という気持ちでした。 しかし、今年3月にMAOさんのDDT UNIVERSAL王座に挑戦した試合や、5月KING OF DDTトーナメントでクリスとの戦いを経験して、「スーパールーキーと言われているけど、そこから抜け出さなければいけない」と思い始めました。 若手ではなく「すごいレスラー」と認識されたいですね。 ――正田選手はデビュー半年で若手のみのシングル戦「D GENERATIONS CUP 2023(=DGC2023)」で優勝。昨年5月に開催された「KING OF DDTトーナメント2023」に出場しました。これは若手選手の中で異例のスピードだと思います。 正田:たしかに早いかもしれません。でも僕の中には焦りがあります。DGC2023優勝してKING OF DDTにも2年連続出場できました。 だけど、昨年も今年もKING OF DDTは1回戦で敗れています。せめて今年は2回戦に進みたかった。自分ではプレッシャーというか…良い意味のストレスを感じながら戦っていますね。