35歳、年収500万円で「独身生活」を満喫しています。親からは結婚をすすめられますが、今は“独身”でも問題ないですよね…?
最近では結婚をせずに生涯独身を選択する人も増えています。また、35歳で年収500万円あれば、十分に独身生活を満喫することができるのではないでしょうか。 しかし、それでも家族や友人から結婚をすすめられることもあるでしょう。本記事では、現代では独身でも問題ないかなどについて解説するので、気になる人は参考にしてみてください。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
未婚率は年々高くなっている
近年では独身を貫く人が全体的に多くなっており、これは男性でも女性でも共通している現象といえます。 例えば、35歳から39歳までの未婚率は1980年代では男性4.7%・女性5.5%でしたが、2020年では男性38.5%・女性26.2%です。これは35歳から39歳までの年代に限ったことではなく、すべての年代で未婚率は上昇しています。2020年の各年代の未婚率は、図表1のとおりです。
総務省統計局 令和2年国勢調査 人口等基本集計結果 結果の概要を基に作成 35歳から39歳までの男性では3人に1人が未婚であり、女性でも4人に1人が未婚なのが現状です。また、このデータは2020年のものなので、2024年現在ではさらに未婚率が上がっている可能性があります。 現代では、35歳で未婚だとしても珍しくはなく、実際に自分の周りを見渡しても未婚の人は多いのではないでしょうか。基本的には年代が高くなるほど未婚率は低くなりますが、積極的に結婚をしているのは20代から30代前半が中心なのかもしれません。 ◆結婚していない人に対しての感じ方も変化している ひと昔前までは、「結婚してやっと一人前」との考え方が一般的だった背景もあって、20代や30代で結婚を意識する人が多かったといえます。また、職場や親戚などからも結婚をせかされるケースも珍しくなく、恋愛結婚以外にもお見合いなども活発におこなわれていました。 しかし、近年は考え方などが変化した影響もあって、独身を選択する人も増えています。職場や親戚間でも、独身者に対して結婚をせかすことが減ったといえるでしょう。