フェリー乗組員のバリアフリー講習会 障害者や高齢者目線で乗客への接し方を学ぶ 大分
大分放送
フェリーの乗組員を対象にしたバリアフリー講習会が、大分県別府市で開かれ障害者や高齢者の目線で乗客への接し方を学びました。 【写真を見る】フェリー乗組員のバリアフリー講習会 障害者や高齢者目線で乗客への接し方を学ぶ 大分 この講習会は九州運輸局などがバリアフリーへの理解を深めてもらおうと実施しました。 参加したフェリーの乗組員らおよそ30人は足や手に重りをつけて高齢者の不自由な身体感覚を経験しました。 また、車いすを使って実際に船内の設備を体験。使用されたのは段差のないユニバーサルデザイン仕様の船ですが、車いすの利用と介助を両方体験することで多くの気づきがありました。 (参加した従業員)「今まで歩く中で坂を気にしたことがなかったが、段差などがじかに感じられて怖いんだなと感じました」「なるべく乗っている人が怖がらないように丁寧に接客出来たらいいなと思っています」 参加者は今年4月から民間事業者に義務付けられた障害者への合理的配慮を接客の場で実践する手がかりをつかんだ様子でした。
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