主将・青山敏弘が現役ホームラストマッチでゴール! 香港杯王者に快勝の広島が優勝かかるJ1最終節へ弾み
サンフレッチェ広島は5日、AFCチャンピオンズリーグ2のグループステージ第6節で東方(香港)と対戦した。 【動画】主将・青山敏弘が現役ホームラストマッチでゴール! 勝ち点13ですでにグループ突破を決めている広島が香港FA杯王者と対戦。明治安田J1リーグ優勝がかかるガンバ大阪戦を日曜日に控える広島は、直近の北海道コンサドーレ札幌戦から大迫敬介とゴンサロ・パシエンシアをのぞく先発9選手を変更するなどローテーションして試合に臨んだ。 今季限りでの引退を表明している青山敏弘が主将として率いた広島だが、前半早々に失点を喫する。10分、ボックス右に侵入された香港代表期待の18歳FWウー・ユーシーに鋭い仕掛けからネットを揺らされ、ビハインドを背負う。 それでも、広島はバンディエラがチームの息を吹き返させる。ペナルティアーク左付近で志知孝明が放ったミドルシュートをGKが弾くと、これにいち早く詰めたのは青山。現役ホームラストマッチで主将が同点弾を挙げてみせた。 迎えた後半、広島は53分に右サイドで仕掛けたシミッチがクロスを入れると、ファーで合わせたパシエンシアがヘディングシュートを突き刺して同点に。さらに57分には、右サイドの松本大弥が入れたグラウンダークロスに正面で合わせたのは中島洋太朗。右足でのダイレクトシュートをゴール右上に突き刺し、18歳のトップチーム初ゴールで一気に2点差とした。 終盤、73分には満田誠からパスを受けたボックス左手前のピエロス・ソティリウがコントロールシュートを流し込んで4点目。その後、広島はそのままリードを保ったまま、4-1での逆転勝利を決めた。 広島はこの後、J1優勝がかかる最終節でガンバ大阪とのアウェイ戦を8日に迎える。