海上自衛隊岩国航空基地で自衛隊記念日の式典…防衛や災害対応「全力で任務を遂行」決意
自衛隊記念日(11月1日)の式典が9日、山口県岩国市の海上自衛隊岩国航空基地で行われた。基地隊員や自治体、在日米軍の関係者ら約630人が出席し、防衛や災害対応など自衛隊の役割の重要性を再認識した。 【写真】マンホールに海上自衛隊第31航空群と山口県岩国市の景勝…開隊50年記念し6枚製作
式では儀仗隊の入場後、基地隊員が日米の国旗と自衛艦旗に敬礼。同基地に司令部を置く第31航空群の石川一郎・群司令は式辞で「我が国を取り巻く安全保障環境は戦後最も厳しく複雑になっている」との認識を示し、「『精強・即応』を旗印に各隊員が持ち場で分を尽くし、全力で任務を遂行する」と決意を述べた。
来賓の福田良彦・岩国市長は祝辞で「引き続き岩国を本拠とし、米海兵隊、米海軍との連携の下、地域とともに歩む海上自衛隊として本市の発展に貢献いただきたい」と期待を込めた。式後はUS2救難飛行艇やEP3電子戦データ収集機などの祝賀飛行が行われた。