メジャーリーガーを夢見る小学生が長野市にいます。 興味を持った競技などにチャレンジして「五刀流」。 野球や陸上、そのほかにも…どんな五刀流なんでしょうか。 将来が楽しみな5年生を取材しました。 【写真を見る】ストレートは「最速100キロ」100mは「全国2位」野球、陸上、ピアノ、相撲、空手の「五刀流」将来の夢はイチロー選手みたいなメジャーリーガー、全てが「規格外」の小学生5年生の実力 コントロールよく、ピッチング練習をする長野市戸隠の小学5年生、芦澤佑祈（あしざわ・ゆうき）さん。 身長は163センチ、体重は55キロ。 恵まれた体格から最速100キロを超えるストレートを投げ込みます。 佑祈さんは、地域の少年野球クラブに所属していますが、人数不足もあり、市内のクラブと合同での活動です。 「お願いします!お願いします!いくぞー!」 キャッチャーをすることも多い佑祈さんですが、この日の試合は、3番ピッチャーで出場しました。 次々と三振を奪います。 バッティングでも! レフトの頭を越えるタイムリーツーベースです! さらに、自信を持っているのが、走塁です。 2塁に盗塁を決めると、続いて3塁に盗塁。 キャッチャーが3塁に悪送球すると、快足を飛ばしてあっという間にホームまで帰ってきました! 佑祈さんは、陸上でも輝きを放ち始めています。 この日やってきたのは長野市役所です。 荻原市長: 「はい、こんばんはー」 芦澤佑祈さん: 「1位は取れなかったけど、全国で2位を取れたのでよかったです、はい」 2位になったのは、ことし9月、国立競技場で開かれた「全国小学生陸上競技交流大会」。 100メートルで12秒88の記録をマークしました。 予選の北信大会では、13秒44で大会記録を更新して優勝。 全国大会では0.5秒以上もタイムを縮めました。 荻原市長: 「わずかこの間に0.5秒くらい縮めているんでしょ?そんなに成長するものかね!?すっげーなと思って」 佑祈さんが所属する陸上チームの監督・徳武源介（とくたけ・げんすけ）さん: 「野球やっていることで色々な筋肉が使えているので、そういったことが速さにつながっているのかと思います」 さらに、佑祈さんの自宅に伺うと…。